日立電鉄線 大沼駅 - 駅舎の風景

大沼駅の風景

2006年の秋には駅舎とプラットホームも撤去され、「駅」の風景はずいぶん広々としてしまいました。来歴を知らなければ、その跡地は手前にある駐車場の一部にしか見えないでしょう。

改めて「駅」を眺めてみると、以前はここに、少ないながらも人の行き来があったんだなあ、と感慨深いです。

もっと以前には自分も利用者の一人だったわけですが、当時は駅の南側に電鉄プラザがありました。この建物が姿を消した事は、日立電鉄線の廃線に伴う大沼駅の撤去と併せて、駅周辺の最も大きい変化と言えるでしょう。

場所は、駐車場の南側、新しい住宅が建ち並んでいる所ですね。当時の様子は、国土交通省のサイトで公開されている航空写真で、見る事ができます。

後者は、前者を含む各種航空写真の検索システムです。

航空写真画像情報所在検索・案内システム利用規約

国土交通省国土計画局「国土情報ウエブマッピングシステム(試作版)」で公開している空中写真画像を他の資料等に転載、引用される場合、「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」のように出所を明示してください。

との事ですので、さっそく利用させてもらいました。画像の情報を以下に記します。

  • 出典: 国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省
  • ファイル名: ckt-86-5_c7_18.jpg
  • 撮影年: 1986年
  • 地図名: 日立

オリジナルの空中写真 3902 × 3520 から必要範囲 800 × 600 を切り抜いた後、建物の位置関係を把握しやすいように、東を上にしました。

1986年の大沼駅付近

クリックすると、800 × 600 のサイズで見られます。

画面中央の四角くて白い、大きな建物がプラザですね。近隣に同様の店舗がなかった事もあって、けっこう便利な存在でした。

この頃は、改札口から見て正面右側には書店や小鳥店もあって、今とはちょっと違う雰囲気の駅前だった事を覚えています。